ありがとう!!
昨日は専門学校の授業でした。
今年度前期のクラスは男子5名、女子5名の計10名という少人数です。
昨日は私が学生たち一人ひとりにカラー診断をする、という授業でした。
私がお仕事させていただいているこの専門学校には
色んな学科があります。
美容師さんになりたい美容学科、ヘアメイクさんになりたいメイク学科、
また、美容師とメイク両方を勉強したいヘアメイクアーティスト学科、
他にスタイリスト学科などなど
私自身も細かく学科の違いを良く把握出来ていないほど他にもたくさんあります。
そして私が受け持っているクラスは
それらほとんどすべての学科の学生が対象で
通常の授業以外の選択科目として、新たにお金を払い、時間を費やして勉強にくる学生対象のクラスです。
なので、
ひとクラスに色んな学科の学生が集まります。
と言っても、パーソナルカラーの授業なので
主に美容系、メイク系の学生がほとんどでした。
。。。今までは。。。ね(^_-)-☆
ところが、
今年は学校側の事情と私の都合?もあり
美容系、メイク系の学生は後期に選択科目として取らせるということになり、
前期の今は、学生も少ない上に、今までになかった学科の学生がおります。
ファッションビジネス学科と言って、将来マーチャンダイザー(MD)・・・商品企画や陳列方針、
販売促進など商品経営の仕事に携わりたい学生が半分を占めているのです。
(男子については全員その職種を希望しています。)
そして、私の授業を受けるにあたって
予め、パーソナルカラーについての予備知識などは全くゼロ!!でした。
そう、
「人に似合う色」についての「人」に特化した内容だとは思ってもいなかったと思います。
美容系・メイク系の学生の場合は、常に「人」相手の勉強や将来のお仕事となるので
私としてもそんなにパーソナルカラーについての説明に苦労しなくても
学生たちからノッてきている、私自身が学生にノセられている感じでした。
なので
自然と初回の授業からみな、ウキウキ♪ワクワク♪といった雰囲気がこちらまで伝わってくるのですが、
今回の学生は「人」に限らず、「モノ」や「商品」を扱うほうがメインだったりするので
今までとは雰囲気が違いました。
正直、私としても
この数回の授業を受けてどう思っているのかな?
と感じていたのでした。
人数が少ないということもありますが、ナンセ、皆おとなしい。。。
反応がイマひとつ。。。だと受け取っていました。
(でも、私に反抗している、とかそういった感じはまったくないのです。)
先週、授業の終わりに学生にこう言いました。
「もしかしたら、最初に思っていた内容の勉強とは違う。「人」に似合う色のことばかりで
将来、自分たちが希望する仕事には直接あまり関係ないかも知れない。
なんて思っていないかな?
でも、色の世界の中で、またみんなが将来希望するお仕事の中でもこの
パーソナルカラーについての知識を少しでも知っているのとそうでないのとでは
大きな違いが出てくると思ってる。
だからもし、今日までの授業の中で少しでも
「こんなはずじゃなかった」とか思ってたとしたら、そう思わずに
頑張って勉強して欲しいし、試験に合格してほしい。」
って。。。
たまたま、
昨日の帰りの地下鉄で途中まで一緒になった学生がいました。
彼、嫌がることもなく私に
「隣に座っても良いですか?」
と言って、色々と話しをしてくれました。
その日のカラー診断の内容についてや、自分自身のことなど
パーソナルカラーの勉強がとっても楽しいし、ためになる、って興奮しながら
話してくれるのです(*^_^*)
そして、
「そーいえば先生、先週マーチャンダイザー希望している僕たちに、「もしかしたら?」
って話してくれましたよね。
僕たち全員そんなこと全然思っていなくて、
むしろ、全員メチャクチャこの授業楽しみにしているんですよ。毎回授業が終わると次の日から休み時間に
昨日の授業のことについて話をしたりしていると、
他の子たちが「何それ?」って興味をもってきたりもするんです。
自分たちの将来の仕事に役に立つ、ってみんな思ってますよ。
今まで色の勉強って難しい、って思ってたけど、「人」についてのところから勉強するって
こんなに楽しくて役に立つ、って思えるんだ。
知ってたら、喜ばれますよね。
だから先生の思っているようなことは全然ないですよ。
そして、最近では先生の毎回のスタイルがあとで話題になってるんですよ。」
って。
。。。私、思わず泣けてきました。。。
みんなちゃんと理解してくれていたんだ、って。
そして先に地下鉄を降りる彼は
「来週からもまたよろしくお願いします!」
って元気に電車を降りて行きました。
。。。良かった(^−^)
うん、
どおりで、昨日の授業、
いつになくみんな元気で冗談言ったり、思いっきり笑ったり、
カラー診断を楽しみにしていただけでなく、
本当は私に気を使ってくれていたのかな、
って思ったら、余計に涙出てきましたよ。
考えてみれば、いつも授業前に講師控室に迎えに来てくれる
キムタクに似た(ホント、似ているんですよ!)学級委員の子は
めちゃくちゃ早くお迎えに来てくれます(*^^)v
チャイムが鳴る前から授業をしても構わない、って言ってたっけ(笑)
ふふ。
昨日はその学生と別れたあと、
ひとりとってもウレシイ気分でした♪♪♪
決して話が上手いわけでもないし、ボキャブラリーに乏しくて時々
自分でも自分のコト笑えてきたり、
決して講師らしからぬ講師・・・の私ですが、
どこに行っても全力投球!!
楽しく学んでくれたらイイナ、って思ってます。
当然!!
来週からもっともっと頑張っちゃいます!!
ありがとう!!うれしかったよ☆